韓国旅行記 >> 1 2 3 4 5
ホテル付近を散策

13:00に出発する約束のはずが、11:30に部屋のチャイムが鳴る。
「散歩行かね?」 男子チームから突然のお誘い。
しかしながら寝不足&どすっぴんなのでお断りさせていただく。
早朝 (でもないか) アポなし訪問は勘弁してください!
女子チームが二度寝している間に男子チームは仁寺洞(インサドン)で朝屋台を楽しんできたらしい。お土産に焼き栗いただきました。
今日はゲイくんのお友達・ソウル在住の安(アン)さんが街を案内してくれるということなので、近所を散策して到着を待つ。
ホテルの周りは、MTVとか映画館のキレイな建物のすぐそばに昔ながらの小さな印刷屋さんとかカツラ屋さんがあったりして、古さと新しさがごちゃまぜになった何ともいえない雰囲気。

安さんと合流、オモニの店へ日本語ペラペラの安さんに連れられて
細い路地に入ったところにあるこじんまりとした食堂へ。
息子さんが近所の学校や工場にお昼の出前をするような
家族経営&地域密着型のお店らしい。
小上がりのお座敷席みたいなところに上がり、
座布団がずいぶん薄いわねぇと思ったら、
オンドルという床暖房が入っていてお尻がポッカポカ!
薄くて正解!ほっこりする~♪ p(>▽<)q
もちろんメニューはオールハングルなので、オーダーはすべて安さん任せ。
スンドゥブ(豆腐鍋)、カムジャタン(ジャガイモ入り豚肉鍋)、テンジャンチゲ(韓国味噌汁)などなど。 どれもこれもウンマイッ!

ここで安さんに韓国語レッスンをしていただく。
実は今朝入った食堂で、「スミマセン」 と呼びかける言葉も分からず、
オーダーしたくても気付いてもらえないということがあったのだ。
(隣の席の親切な若者が代わりに呼んでくれた)
安さんから教えてもらった単語をメモってその場で発声練習。
「カムサハムニダ」 (ありがとう)
「チュオー」 (さむい)
「チャルモッケスムニダ」 (いただきます)
「アジュンマー、スンドゥブ マシソヨ!」 (おばちゃん、スンドゥブおいしいです!)
「ナ イップダ」 (私はかわいい)
「ノ モッチダ」 (あなたはかっこいい)何を食べてもマシソヨ連発の私たちに気を良くしたのか、
お店のお母さんが焼魚やこの秋漬けたての若いキムチなど 裏メニューを出してくれる。
この漬けたてキムチを手でちぎって食べるのが韓流らしい。
ちょっと酸味が強めでいつも食べてるのとは一味違うキムチ、マシソヨ!

このお母さんがすごく温かい人で、まるで前世で生き別れた親子のように愛情が芽生えてしまった。
「オモニッ!カムサハムニダーッ!」 (お母さん、ありがとう)
「サランヘヨ!」 (愛してるヨ! ←そこまでは言ってない)
最後はウルルンばりにハグ&記念撮影をしてお店を後にする。
安さんがいなかったら絶対あそこには入れませんでしたよ。
しかもごちそうしてもらっちゃったし。
安さん、ホントにどうもありがとう!

景福宮 (キョンボックン) 地下鉄で景福宮ヘ。
ここは李朝時代の1394年に建てられた韓国最大の古宮。
1000ウォン札にも載ってる有名観光スポットです。
地下鉄の駅を出ると風が強くてものすごーーーーーく寒い!
手袋を持ってこなかった夏ネエはほとんど仮死状態。
でも入り口に立ってる守門将のみなさんは薄着なのに微動だにせず。すげー。
塀に囲まれた王宮内に入ると風が遮られて寒さが和らぐ。
ソウルっ子のくせに初めて来たという安さんと一緒に王宮内部を見学。
昔から歴史が苦手だそうで、質問には一切お答えしていただけませんでした(笑)。
なにはともあれ天井や柱に描かれた模様が美しいです。
ちなみに安さんはここでかなり大量に写真を撮ってたんだけど、
後で見せてもらったら写真を撮りまくる私たちを撮りまくってた模様。
なかなか面白い方です。

続いて同じ敷地内にある国立歴史民族博物館へ。

お恥ずかしながら、韓国の歴史についての知識はゼロに近い私。
ハングル&英語の説明しかないのと閉館間際だったのとで駆け足で回る。
とにかく外の寒さから避難することが一番の目的だったのでまあよしとする。

タクシーを求めて街をさまよう
夕食を食べるにはまだ時間が早いので、続いてはNソウルタワーへ。
なかなかタクシーが拾えなくて20分近く街をさまよいました。
焦る皆さんを尻目に、のん気に写真をとりまくるワタシ。
ソウルの街は落ち葉がすごく多くて道路は黄色のじゅうたんみたい。ステキ!
Nソウルタワー
無事にタクシーを拾って南山に到着。
ここからロープウェイに乗って、山頂にあるソウルタワーを目指します。
韓流ドラマ「美しき日々」のロケ地となった観光スポットらしい。← 見たことないけど。
2005年にリニューアルされて、東京タワーよりは小さいけれど、
山の上なので360度パノラマの展望台は最高!
すんごくすんごくすんごく寒いけど、風が強いぶん空気が澄んで
夜景がすんばらしくキレイ!!
映画「グエムル」の舞台になった漢江(ハンガン)もオレンジにライトアップされてました。

ソウルの若者の間でも定番デートスポットらしく、
展望台のベンチでピッタリ密着するカポーの真横で ニョキッとポージングしてみたり、
寒い中 数十秒ローーーングキスをする二人を横目に
ワールドカップ記念(?)のサッカーボール型植木でヘディングシュートしてみたり、
ポスターとチュウ写真撮ってみたり。
アホ丸出しで大はしゃぎです。うしし。
テンションあげあげでした↑↑↑
ちなみに、タワー内のベンチもオンドル仕様。
お尻がポカポカするとホントに幸せ☆

下山、南大門市場
ソウルタワーで思う存分大暴れした後
ロープウェイ乗り場の電気ストーブでお尻を温めてから下山し、
夕食を食べるために新村(シンチョン) まで徒歩で移動。
凍死寸前の夏ネエが途中の南大門市場で手袋購入(約250円)。
しかしながらホテルに戻るまでに片方紛失。。。ご愁傷様です。
市場ではメガネとか皮製品とか衣料品とか、何でもお手頃価格で手に入るらしい。
時間があったらゆっくり見てみたかった~!
夕食ランチ&一日案内してくれたお礼に、夕食は安さんをおもてなしすることにしました。
安さんからのリクエストにより、サムギョプサルに決定!
日本でさんざっぱら練習(?)してきた豚バラ焼肉ー♪
辛ミソ付のコチュジャンサムギョプサルを注文したものの、
私が辛さにやられてハアハア言い出したので
気を使ってくれた安さんが焼く前にお箸でコチュジャンを除去してくれました。
韓国男、すごい優しい~!


さらに、周りの人が青唐辛子にミソをつけてボリボリかじってるのを見て
ソソられてしまったワタシ。
カライモノ苦手なくせにちょっぴり先っちょをかじってみたら・・・
ん?辛くない!
ピーマンみたいでおいしいよ!
と調子にのってかじりつづけたら・・・
ひぃぃぃぃぃ~! !!
唐辛子って種が辛いんですね。辛いというよりむしろ痛い!!
泣きながらおしぼりで舌を拭きました (T_T)
安さんバカウケ。 死ぬかと思った・・・
ところで、キムチやナムルはだいたい無料で
お代わり自由なお店も多いんだけど、
テーブルがあまりにもいっぱいになっちゃったので、酢の物を急いで食べて
”コレ、下げてください” という意味で店員さんに空いたお皿を手渡したところ、
笑顔でお代わりを持ってこられてつい苦笑い。
韓国や中国では、出された食べ物をキレイに食べ終えると
お代わりが出てくることが多いらしい。食べきる=足りない、と思われちゃうのかしら。
もしかしたらあえて残すのがマナーなのかも。
文化の違いって面白いね。
ちなみに新村は学生街。
隣のテーブルでは8人くらいの学生が合コンみたいなことをしてました。
イマイチ盛り上がりに欠けてたけど・・・
個人的には、赤いカチューシャの女子にがんばってほしかったです。
帰り際にお店の人がくれたティッシュにはあやしげなチラシが入ってました。
安さんの説明によると、風俗の出張サービスのようなものらしい。
写真撮ったら 「ダメダメッ!」 と止められました。
↓そんなにマズイこと書いてあるの??

ロッテマート焼肉の後、安さんのボーイフレンド・大和(テフ)くんが合流。
これからおデートらしい。いやん。
地下鉄の車内で二人とお別れ。
安さん、一日どうもありがとう!日本に来たらまた会おうね!
安さんと別れた後、ソウル駅前の大型スーパー・ロッテマートへ。
もう24時近いのに人がわんさかいて、子供2人くらい余裕で入っちゃいそうな
巨大なカートにガンガン品物を入れてくソウル市民たち。
週末なので買い出しに来てるのかも。
日本に比べてそれほど安いわけでもないのに
そのスケールの大きさに舞い上がり
お土産のお菓子&食材買いまくり!

ホテルに帰って今日の写真を見返しながらまた爆笑。
寒かったけど楽しかったねぇ。
明日はもう最終日!
悔いのないように遊びつくすぞー!
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